
まずはシンプルな「プレッツェル」(248円)を食べてみて。イチゴ風味のバターを挟んだ季節限定の「イチゴプレッツェル」(358円)は、甘みと塩気が絶妙。「ガーリックプレッツェル」(298円)はぜひビールと一緒に
店頭にぶら下がった、結び目のある大きなパン―ガラス越しの見慣れない風景に街ゆく人が思わず足を止めるこの店は、ドイツ生まれのパン・プレッツェルの専門店。イタリア料理店「GOCCI」の代表・後藤洋介さんが、「プレッツェルのおいしさ、文化を広めたい」と、昨年9月にオープンしました。ラウゲン液というアルカリ性の液に漬けてから焼成するプレッツェルは、つやのある褐色の焼き色と独特の風味、塩気のある味わいが特徴。本場ドイツでは、朝食やおやつ、ビールのお供として親しまれています。シンプルなプレーンから、ガーリックやめんたいこ、バターなどを合わせたプレッツェル、料理人ならではの発想で作るサンドイッチまで20種類以上が並ぶ様は、さながら海外のベーカリーのよう。プレッツェルをまだ食べたことがない人はそのおいしさを、食べたことがある人は柔軟な発想から生まれる新しい食べ方を、ぜひここで体験してください。

店長・永松孝教さんも料理人。オーナーと店長、2人の料理人が生み出すオリジナリティーあふれるサンドにも注目。「生ハムゴルゴンゾーラサンド」(428円)、「モルタデラ(欧州ハム)サンド」(428円)、「エビとアボカドのワカモレソース」(428円)

ガラスケース越しに注文するスタイル。店頭ではサラダやマリネ、ハムなど総菜類も販売している

細い部分のカリッとした食感と太い部分のふんわり感、どちらも楽しめるのがプレッツェルの魅力のひとつ
DATA

住/久留米市通町109‐2
電/0942‐70‐7412
営/8:00‐16:00※売り切れ次第閉店
休/月、火曜休み
IG/gotzel_backerei_delikatessen
その他/電話での取り置きも可能