「タワーランチ」(1980円)。季節のスープ、パン、サラダ、選べるパスタをスタンドにのせて提供。デザートとコーヒーも付く。このほか、平日限定のパスタランチ(1320円)、予約制のコースランチ(3300円~)もある


 久留米市内の古民家で、和とイタリアンをかけ合わせた店を営んでいたシェフの山浦博文さんが、2022年に店を移転。古き良き風景が残るこの町で心機一転、久留米をはじめとした福岡近郊で採れる食材を使った、クラシカルなイタリアンレストランをオープンしました。店名の「h(アッカ)」は、イタリア語では発音しない音。読まないけれど消えない―そんな「h」のような存在となり、食べることを下支えしたいという山浦シェフの思いが込められています。ランチタイムの人気メニューは、アフタヌーンティーのようなスタンドにのせた「タワーランチ」。加えて2月からは、以前の店で評判だった、イタリア料理をご飯と楽しむ「プレートランチ」(10食限定)も復活しました。レストランの語源は、回復を意味する「restore」。疲れたとき、落ち込んだとき、おいしいイタリアンがあなたに元気をくれるでしょう。

この日のパスタは、かんきつの香りをまとわせた菜の花とアサリ貝のペペロンチーノ。「熱いものは熱く、冷たいものは冷たく、1番おいしいタイミングで提供する」のがシェフの信条

 

オーナーシェフの山浦博文さん。福岡・佐賀のホテルで料理長を務めた経験を持つ。NPO法人の代表でもあり、地域の食材の6次化など、食に関するさまざまな活動にも積極的に取り組む
本格イタリアンながらも入りやすい雰囲気。周囲の趣ある街並みも楽しんで

 

DATA

住/久留米市日吉町20‐8
電/0942‐65‐4496
営/11:30‐15:00、17:30‐22:00
休/火曜休み※不定休あり
IG/italiano.h.2022

LINEで送る