1月の佐賀県内は、新型コロナウイルスの5類移行後初めての年始を迎え、大型店の初売りは好調だった。一方で、相次ぐ物価高を受けて消費者の倹約志向が広まり、その後の売り上げは伸び悩んだ。
初売りでは実用品や食品の需要が高く、年始は大人数で楽しむオードブルなどが売れた。正月以降は消費者の財布のひもは固くなり、来店者数が前年を下回る店も目立った。旅館は前年並みの動き。乗り合いバスは、水・日曜が無料になる佐賀県の取り組みの効果もあり新型コロナ前の輸送人員を上回った。
年度末に向けての受注がある時期だが、印刷は官公庁などからの依頼部数が減少。建具も公共工事の発注減などで前年同月を下回った。
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