佐賀県は28日、先週(19~25日)の新型コロナウイルス感染状況を発表した。39カ所の定点医療機関から報告された新規感染者数は390人だった。前週(12~18日)から26人減り、3週連続で減少した。1医療機関当たり10・0人で、前週の0・94倍だった。高齢者施設や医療施設6カ所で患者101人のクラスター(感染者集団)が発生した。
保健福祉事務所ごとの1医療機関当たりの内訳は、佐賀中部9・62人、鳥栖7・20人、唐津4・57人、伊万里12・20人、杵藤15・11人。年齢別では9歳以下の74人が最も多く、次いで50代と60代がそれぞれ47人だった。1週間の新規入院患者数は147人で、前週から38人増えた。(大田浩司)