第一生命佐賀支社は23日、佐賀市の城南中でランニング教室を開いた。第一生命グループ女子陸上部元選手の原田まつりさん(23)が講師を務め、同校陸上部の約30人と一緒に、中学生年代に必要な基礎練習を実践した。
柔軟性を高めるトレーニングや足の運び、体の使い方などを紹介した。最初は苦戦する部員もいたが、「ももを高く上げて」「膝よりもつま先が出ないように」などポイントを教わった。最後は2チームでミニ駅伝を行い、盛り上がった。
質疑応答では中学生から、走るときの意識や大会前の準備について質問があり、原田さんは「楽しく走ることを忘れないことが大事」「試合前はいつも通りの準備運動で」とアドバイスした。
同校2年の江頭未桜さんは「普段の練習を見つめ直す機会になった。教わった練習を積極的に取り入れて自己ベストを出したい」と笑顔で話した。
教室は「さが桜マラソン2024」(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会・佐賀県・佐賀市・神埼市主催、ミサワホーム佐賀特別協賛)の協賛イベントとして開催。第一生命は健康増進や地域貢献などを目的に、全国で同様の活動を行っている。(北川尊教)