冬の佐賀を代表するグルメのひとつ、太良町特産の竹崎カキ。周辺にカキ焼き小屋が並ぶ国道207号線は「たらカキ焼海道」と呼ばれ、県内外から多くの観光客が訪れます。隣接する鹿島市にも、こだわりの料理を提供するユニークなレストランやカフェが続々オープン。注目のグルメスポットが集まる太良・鹿島で、冬の美味を堪能しましょう。(文・写真/久保禎一)

おみやげ村(太良町)

質の良さと価格は折り紙付き!
漁師直営のカキ焼き店

大ぶりの竹崎カキはもちろん、クルマエビ(350円~)やヒオウギ貝(300円)、大アサリ(500円~)など、多彩な海鮮を味わえる。炭代として1台500円必要だが、「HPを見た」と言えば無料に

 創業27年、もともとはその名の通り竹崎温泉の土産品店としてオープン。カキ焼き小屋が集中する道の駅太良周辺から遠く、また国道から入った場所にあるにも関わらず、その味を求めて県内外から多くの観光客が訪れます。人気の秘密は、カキ漁師直営ならではの質の良さと価格の安さ。身がたっぷりと詰まって味が濃い地元産の竹崎カキを、1カゴ1100円という手頃な価格で味わえます。(▶続きはこちらから…

オレたちのカキ焼家(太良町)

有明海と普賢岳を望むオーシャンビュー
リゾート気分でカキと温泉を堪能

有明海を眺めながら味わう地元産の魚介はまた別格。県外からのリピーターが多いのも納得のシチュエーション

 絶景の露天風呂と竹崎カニ料理で有名なホテル「蟹御殿」が、11~3月頃の冬場限定でオープンするカキ焼き店。海沿いのゆるやかな坂道に沿って、17棟のカキ焼き小屋が並ぶ様子はリゾート感たっぷり。遠くに普賢岳を望むオーシャンビューを楽しみながら、のんびりとした時間を過ごせます。(▶続きはこちらから…

CAFE BREW(鹿島市)

「鍋島」の酒蔵が手がけるレストランカフェ
イタリアンシェフの自信作を召し上がれ

月替わりのパスタにサラダ、前菜、季節のスープ、パンorフィナンシェ、ドリンクが付くランチは3300円~。写真は今が旬の有明海産カキを楽しめる「有明海産、牡蠣と海苔のクリームパスタ柚子風味」。要予約のコースは7700円~

 代表銘柄「鍋島」が全国に多くのファンを持つ「富久千代酒造」(鹿島市)が、肥前浜宿の酒蔵通りにオープンしたレストランカフェ。歴史ある建物を改装したハイセンスな店内で、食材にこだわったランチやコーヒー、日本酒などが味わえます。(▶続きはこちらから…

YOU KITCHEN(鹿島市)

地元産食材を生かした本格派の料理
自由に楽しめる“移動するレストラン

やわらかい佐賀牛の赤身を使った「極ローストビーフ丼」(1800円)。嬉野産ハチミツや赤ワインで作るソースが肉のうまみを引き立てる

 鹿島市と嬉野市を拠点にキッチンカーでこだわりの料理を提供する“移動するレストラン”が、地元で評判を呼んでいます。車内のキッチンで腕をふるうのは、鹿島市出身で、東京のレストランなどで修業した木下勇気さん。佐賀牛のローストビーフ丼や県産ノリを使ったパスタなど、地元産食材を生かした料理が自慢です。(▶続きはこちらから…

ateliershop “iro”(鹿島市)

コーヒー香るノスタルジックな校舎で
こだわりの洋服や雑貨と出合う

スパイスをオリジナルで調合した「あいがけカレー」(1000円、サラダ、スープ付、ドリンクは+200円)。写真はキーマとバターチキンだが、辛口のココナツカレーもあり、1種類のカレーも注文可(900円)

 鹿島市納富分で営業していたハンドメード服のショップが、2年前に能古見小学校旧浅浦分校内に移転。地元出身の橋本香織さんが、素材や着心地にこだわった手作りの洋服や雑貨などを販売しています。(▶続きはこちらから…

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