出場13チームを代表して堂々と宣誓する佐賀市チームの逸木脩平選手=佐賀市の佐賀新聞社

 第64回郡市対抗県内一周駅伝大会(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、佐賀トヨタ自動車特別協賛)が16日に3日間の熱戦の幕を開ける。33区間272・9キロで出場13チームが郷土の誇りを胸に、一本のたすきをつなぐ。15日は佐賀市の佐賀新聞社で開会式が行われ、13チームの監督らが健闘を誓った。

 佐賀新聞社の坂田勝次専務と佐賀陸上競技協会の末次康裕会長が「今年はスポーツの年。その口火を切る大会になる。走りで勇気と感動を与えてほしい」とあいさつ。佐賀市の池田一善副市長が「駅伝は心を一つにたすきをつなぐ。成長と飛躍の糧にしてほしい」と祝辞を述べた。

 選手を代表して佐賀市チームの逸木脩平選手(34)=戸上電機製作所=が「中学生から社会人までがチームや個人の目標を持って走り抜き、たすきをつなぐ」と力強く宣誓した。

 第1日は三養基郡基山町の基山町役場を午前9時にスタートし、嬉野市の佐賀西信用組合嬉野支店までの11区間101・8キロで競う。佐賀新聞社の特設サイトと、動画投稿サイト「ユーチューブ」の佐賀新聞公式チャンネルでは、先頭ランナーや中継所の様子を配信する。(小部亮介)

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