多久市観光協会は、農作物を荒らす害獣として駆除したイノシシの肉を活用した「ジビエカレーを味わう会」を、24日午前11時半から同市の西多久公民館で開く。イノシシ肉の商品化を進める取り組みと連携し、多久の新たな名物にしようと初めて企画した。

 同市西多久町にはイノシシ肉の有効活用を目指す食肉加工場があり、メニュー開発を進めている。今回はカレーのほか「しし汁」「ジビエコロッケ」のセットを700円(税込み)で用意。市観光協会は「イノシシ肉は豚肉よりも鉄分やビタミンが豊富で栄養価も高く、美肌にも効果がある。多久の名産品になってほしい」と意気込む。

 100食限定。事前予約制(17日締め切り)で若干の空きがある。予約、問い合わせは市観光協会、電話0952(74)2502。(市原康史)