九州電力は2日、3月で運転開始30年となる玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)の高経年化対策に関する保安規定変更認可申請の補正書を原子力規制委員会に提出したと発表した。規制委の審査会合での議論を踏まえ、経年劣化に関する評価条件をより厳しい条件に見直した。

 九電は昨年3月、保安規定の変更認可を規制委に申請。今年1月までに計3回の審査会合が開かれた。補正書では、中性子照射による原子炉施設の劣化を評価する際、将来の設備利用率を100%として評価することなどを補正した。

 原子炉等規制法に基づき、原発の運転開始から30年が経過するまでに保安規定の変更が義務付けられている。3号機は1994年3月18日に運転を始めた。(松岡蒼大)