佐賀県内最大規模の農業イベント「さが農業まつり」(JAグループ佐賀主催)が1日、佐賀市川副町の佐賀空港東特設会場で始まった。農業機械をはじめ、旬の県産農畜産物、園芸、焼き肉、自動車展示など多彩なコーナーが設けられ、初日から多くの来場者でにぎわった。4日まで。
産直コーナーには「いちごさん」やミカン、レンコン、トマト、ブロッコリーといった野菜や果物、うれしの茶など各地自慢の農畜産物と加工品が並んだ。通常より価格が安いものもあり、来場者は試飲や試食を楽しみながら、いくつもの品を買い求めていた。
人気の焼き肉コーナーでは、仲間や家族で鉄板を囲み、佐賀牛や肥前さくらポーク、骨太有明鶏の肉や野菜を焼いて、県産食材のおいしさを味わっていた。
農業機械は、最新モデルやスマート農業向け、家庭菜園用まで幅広く展示。共同購入用コンバイン、農機に後付けできる自動操舵(そうだ)システムのスマート農業機器もあり、農家がメーカーの説明に聞き入っていた。
3日は佐賀広域消防局の消防音楽隊演奏会、3、4日はキャラクターショー、4日はよさこいの披露がある。開場は午前9時~午後4時(最終日は午後3時まで)。問い合わせは農業まつり会場、電話0952(45)7202。(古賀真理子)