「次の4年で町制100周年までの道筋をつけたい」。当選した山田恭輔町長は、昨年9月議会での出馬表明でこう述べた。「100周年まであと30年近くあるが…」と思ったが、確かにこれからの4年間は数十年先を見据えて判断すべき事案や課題が多い。

 まず新たな住宅開発地を決める時期に来ている。さらに西部地域では県事業のバイパス整備が具体化するかもしれない。小中学校を統合する義務教育学校も開校予定だ。変化の節目となる4年間でもある。