2月16~18日開催の第64回郡市対抗県内一周駅伝大会(佐賀新聞社・佐賀陸上競技協会主催、佐賀トヨタ自動車特別協賛)に出場する西松浦郡チームの結団式が24日、有田町生涯学習センターで開かれた。選手やスタッフらが参加し、2年続いた最下位からの脱出を目指して全力を尽くすことを誓った。
選手を代表し、川端勇樹選手(37)が「支えてくれる方々への感謝の気持ちを忘れず、チーム一丸となって最後まで走り抜きたい」と宣誓。町スポーツ協会の久保田誠会長(73)は「有田町だけのチームで他と比べて不利ではあるが、絆の強さは負けていない。きついときはチームメートの顔を思い浮かべ、辛抱してたすきをつないで」と激励した。
チームは3年前の大会で10年ぶりに最下位を脱したが、前々回から再び最下位に沈んでいる。岩永義次監督(63)は「最後まで何があるか分からないのが駅伝。選手一人一人が諦めずに走り抜けば、最下位脱出もできる」と話した。(青木宏文)