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 外国人と共に働く県内企業の取り組み事例を聞き、職場の多文化共生について学ぶセミナーが26日、佐賀市の県庁で開かれる。有識者の講演や建設会社などの事例発表があり、主催する県は参加する企業や個人事業主など50人(先着順)を募集している。

 労働力不足の中で「外国人の雇用に関心があるが、どうしていいか分からない」などの声が県に寄せられていることを受け、県内企業の事例をヒントにしてもらおうと初めて企画した。

 当日は午後1時半から旧館4階正庁で開く。自治体や企業のダイバーシティー(多様性)の体制づくりに取り組む「ダイバーシティ研究所」(大阪府)の田村太郎代表理事が基調講演する。

 その後、ネパール人技術者を雇用している植松建設(鹿島市)が、一緒にうまく仕事を進める上での試行錯誤などを発表する。介護老人保健施設ふるさとの森(太良町)は、個々の自主性を尊重し、介護福祉士などミャンマー出身の7人が活躍する職場を紹介する。

 参加希望者は19日までに応募フォームから申し込む。問い合わせは県国際課、電話0952(25)7328。(北島郁男)

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