共産党佐賀県委員会(今田真人委員長)は4日、立憲民主党県連や同党の原口一博衆院議員(佐賀1区)と大串博志衆院議員(佐賀2区)、新社会党県本部に対し、次期衆院選に向けた野党協議を申し入れた。
今田委員長が各事務所を訪問し「自民党政治に変わる新しい政治をめざして」と題した文書を手渡した。「市民連合さが」の仲立ちで2016年の参院選から国政選挙で連携してきた経緯に触れ、「県民の中にある失望と不信感を夢と希望に変えるため、市民と野党の協力・共同の発展は不可欠。政党同士の話し合いや両衆院議員との懇談を早急に行うことを呼びかける」としている。
今田氏は「佐賀1、2区ともに党の立候補予定者は内定しているが、共闘以外に自民に勝つ道はないので実現させたい」と話した。(栗林賢)