佐賀県は20日、先週(12月11~17日)の新型コロナウイルス感染状況を発表した。39カ所の定点医療機関から報告された新規感染者数は111人だった。前週(12月4~10日)から32人増えた。4週連続の増加。1医療機関当たり2・85人で、前週の1・4倍だった。

 医療施設1カ所で患者11人のクラスター(感染者集団)が発生した。

 保健福祉事務所ごとの1医療機関当たりの内訳は、佐賀中部3・46人、鳥栖5・4人、唐津1・86人、伊万里3・2人、杵藤1・11人。年齢別では9歳以下の20人が最も多く、次いで30代が17人だった。1週間の新規入院患者数は19人で、前週から5人減った。(樋口絢乃)