今年の世相を表す漢字について、佐賀新聞「こちら さがS編集局」(こちさが)会員に意見を聞いたところ、「高」が12票で最も多かった。歯止めのかからない物価高を指摘する意見が目立ち、夏の気温や海水温の高さを挙げる人もいた。
1~4日でウェブサイトを通じてアンケートへの入力を呼びかけ、計181件の回答が寄せられた。
「高」を選んだ人からは「物価高騰! 何でもかんでも値上がりで、スーパーでも野菜を買うのにちゅうちょしがち」(60代女性自営業・武雄市)など、暮らしの広範囲に及ぶ物価の高騰を指摘する意見が多く寄せられた。
その他、「いつまでも暑かった。半袖をしまったとたん冬服」(70代女性・佐賀市)などの意見があった「暑」(7票)や、「コロナ禍明けの再開、再会。ガザでも再び戦乱が起こった」(50代男性会社員・佐賀市)などとする「再」(6票)が票を集めた。
日本漢字能力検定協会が発表した「今年の漢字」の「税」は、こちさがでは4票で、「岸田首相の税の話に振り回された」(40代男性・佐賀市)などの意見があった。(志垣直哉)
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