日本スポーツ協会は8日、国民スポーツ大会委員会で特別国民体育大会「燃ゆる感動 かごしま国体」の男女総合成績(天皇杯)の得点修正を決定した。選手登録に不備があった大阪府が減点となった影響で得点が加わった兵庫県が単独10位となり、同点で並んでいた佐賀県は11位となった。

 同協会などによると、今年1月の冬季大会フィギュアスケート成年男子に出場した大阪府の元五輪代表の織田信成の成績について、日本アンチ・ドーピング機構が現役復帰に必要な手続きを行わずに出場したとして取り消しを決定。大阪府の18点が無効となり、兵庫県に3点加わった。

 佐賀県はバレーボール成年女子の久光スプリングスや、ハンドボール成年男子のトヨタ紡織九州レッドトルネードSAGAが優勝するなど得点を重ね、兵庫県と並ぶ1412点で目標の10位に入っていた。

 佐賀県スポーツ協会の川内野修常務理事は「今更(の決定)で受け入れがたく残念。ただルールとして従わなければならない」と話した。選手ら関係者が目標に向けて一丸となったことに触れ「選手、関係者が頑張ったことに変わりはない。この決定をバネに、佐賀では天皇杯を取ろうと改めて思っている」と強調した。(小部亮介)