第46期佐賀県アマ囲碁最強者戦の六段大会(佐賀新聞社主催)が3日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部で開かれた。15歳から86歳の28人が盤上で競い、決勝では樋口駿さん(15)=嬉野市=が古賀健一郎さん(74)=佐賀市=を中押しで破り、2度目の優勝を飾った。
樋口さんは「危ない局面もあり、最後まで気が抜けない戦いだった」と振り返り「優勝大会でも1位が取れるように練習に励みたい」と意気込みを語った。
惜しくも敗れた古賀さんは「力負けの一言。樋口さんは先の展開まで読んでいて強い相手だった」と振り返った。
パラマス戦は姉川響さんら4人が勝ち進んだ。パラマス戦勝者と六段大会上位者など計12人で争う優勝大会は、来年2月4日に開く予定。この大会で3月に行う現最強者の橋口正さんへの挑戦者が決まる。(坂本有佐)