感謝状が贈られた久保新さん(中央)、泰子さん(左)夫婦と安富義彦さん=武雄市の武雄署

 武雄署は21日、深夜に高齢者を国道上で発見し保護した佐世保市の自営業久保新(あらた)さん(75)、泰子さん(73)夫婦と、ニセ電話詐欺を未然に防いだ鹿島市のコンビニエンスストア店長安富義彦さん(46)にそれぞれ感謝状を贈った。

 同署によると、久保さん夫婦は10月14日午後11時50分ごろ、武雄市山内町の国道35号を車で走行中に、道路にうずくまっていた70代の男性を発見した。けがはなく意識もはっきりしていたため警察に通報し、駆け付けた警察官に男性を引き渡した。その後男性は市内の自宅に戻った。新さんは「自分が見過ごしたら他の車にはねられたかもしれない」と当時の状況を振り返った。

 安富さんは10月16日午前6時半ごろ、店長を務める武雄市内のコンビニエンスストアで、70代の男性が電子ギフトカード2千円分を購入しようとしていたことを不審に思い声をかけた。男性の携帯電話に購入を促すメッセージが届いており、武雄署に相談するように伝え被害を防いだ。安富さんは「高額ではなかったが男性の様子が不自然に思えた。被害に遭わなくて良かった」と話した。

 川副正弥署長は「積極的に声をかけてもらい、被害を防ぐことができたので大変ありがたい」と感謝を伝えた。(澤登滋)