橋の上になりたい仕事やイラストを描く子どもたち=鳥栖市酒井東町

 来年6~7月ごろの開通が見込まれる小郡鳥栖南スマートインターチェンジ(SIC)のアクセス道路として佐賀県が整備している鳥栖基里大橋(鳥栖市酒井東町)に絵を描くイベントが26日、開かれた。地元の小中学生約50人が、できたてのセメント面に水性ペンキで市のマスコットやサッカーボールなどを描き、将来なりたい夢を書き添えた。

 小郡鳥栖南SIC周辺で県と鳥栖市が企業誘致や地域開発に取り組む「サザン鳥栖連携プロジェクト」の一環。九州自動車道をまたぐ長さ136メートル、全幅13メートルの鳥栖基里大橋の上に赤、ピンク、水色などで「とすきざと」と橋名を塗り、両脇に一人一人が夢やイラストを描いていった。

 夢は「イラストレーター」と書いた基里小6年の樋口愛美さんは絵筆やウサギ、バラなどを描き、「橋に絵が描けると聞いてびっくりし、ぜひやりたいと思った」と話していた。

 山口祥義知事と向門慶人市長も参加し、山口知事は橋に「とすすき すききざと」、向門市長は市章を描いた。山口知事は子どもたちに向け、「九州の中心として鳥栖は工場が建ち、発展していく。この道路は鳥栖の将来にとても役に立つと思う」と話した。

 アクセス道路は延長1・6キロ。佐賀県側は鳥栖基里大橋を含む1キロ、福岡県側は600メートルを整備し、佐賀県の事業費は約61億円。アスファルト舗装をした後、来年3月の利用開始を予定する。(樋渡光憲)