タカの飛行パフォーマンスを披露する石橋美里さん=佐賀市久保田町の久保田保健センター前(提供写真)

 佐賀市久保田町の久保田農村環境改善センター周辺で18、19の両日、「久保田にぎわい祭」が行われた。家族連れら約2200人が訪れ、多彩な催しを楽しんだ。

 19日にはサークル活動の歌や踊り、生け花や絵手紙などの作品を地域住民が発表する「ふれあい文化祭」、ステージイベントやキッチンカーの出店などがある「思斉の郷まつり」が開催された。

 思斉の郷まつりでは、荒井流鷹匠(たかじょう)の石橋美里さんが出演。タカにまつわる歴史や地域とのつながりを話し、あおむけに並んだ子どもたちの上を飛行させるパフォーマンスなどを披露した。祭りの最後には花火が打ち上げられ、次々と上がる約千発の花火が訪れた人たちを魅了した。

 主催した実行委員会の久野英德会長(76)は「町内の企業や団体など多くの人たちの協力のおかげで今年も盛況だった。来年も、みんなが喜んでくれるような内容にしたい」と話した。(山田宏一郎)