新型N-BOXの乗り心地を体験したホンダカーズ中央佐賀の試乗会。車いすを搭載できる福祉車両の展示もあった=小城市のPDIセンターさくらテラス

新型N-BOXの乗り心地を体験したホンダカーズ中央佐賀の試乗会。EV車から緊急時に給電する機械の説明もあった=小城市のPDIセンターさくらテラス

 ホンダカーズ中央佐賀(佐賀市、大橋友文社長)は17日、軽自動車の「新型N―BOX」の法人向け試乗会を小城市の納車施設「PDIセンターさくらテラス」で開いた。環境への負担が少ないEV(電気自動車)の普及推進を図るとともに法人への販売を強化する目的で、約20社の担当者が新型車の乗り心地を確認した。

 試乗会で大橋社長は「ホンダ車の良いところをぜひ体験してもらいたい」と呼びかけた。来場者は車両に乗り込み、会場の周囲を一周。EVの静かでパワフルな走行感を体感した。車いすが搭載できるN―BOXの福祉車両や、EVのバッテリーを非常時に電源として利用するための給電機なども展示した。

 来春に発売予定の商用軽バンEV「N―VANe:」も紹介し、本田技研工業法人営業部の担当者が性能などをアピールした。(小島発樹)