佐賀藩が龍造寺家から鍋島家へと継承された時期が、龍造寺家当主の龍造寺高房(1586~1607年)の死後とされてきた定説よりも早く、幕府の手によって高房の生前に行われていたことが、東京大史料編纂所の及川亘准教授の研究で明らかになった。