小学生が家庭などで実践している環境に配慮した取り組みをイラストや文章で紹介する「わが家のエコ自慢コンテスト」の審査会が8日、佐賀市の佐賀新聞社であった。最優秀賞には納所小(唐津市)1年の寺田拳(げん)君、麓小(鳥栖市)3年の西澤和美さん、同6年の西澤孝太郎君が選ばれた。

 コンテストは九州電力佐賀支店、九州電力送配電佐賀支社、佐賀新聞社が主催。審査員は、佐賀県地球温暖化防止活動推進センターの橋本辰夫センター長、県小学校教育研究会理科部会の和泉秀浩会長、同家庭科部会の熊本由美子会長、消費生活アドバイザー・環境カウンセラーの林真実氏が務めた。創造性・独自性、表現、汎用(はんよう)性の観点から審査した。

 橋本センター長は「調査や裏付け、対策などが盛り込まれたプレゼン力のある力作がそろっていた。直接的なエコ活動だけでなく、雑草を活用した取り組みなど審査する側も気付きがある作品が多かった」と総評した。

 コンテストには県内の小学校120校から、昨年度より88点多い2211点の応募があった。12月2日に佐賀市の九州電力佐賀支店で表彰式を行う。(坂本有佐)

 

 入賞者は次の通り(敬称略)