白石町が多様な治水対策を進めている。2019年の佐賀豪雨と21年の記録的大雨による浸水被害を受け「流域治水対策メニュー」を策定。排水ポンプの新増設や河川のしゅんせつに加え、クリークの水量を調節するゲートの電動化も進める。年度内に冠水監視カメラを設置して公開するシステムも整備する。ハード整備だけでなく、事前排水の充実にも取り組んでいる。