佐賀市を拠点とする男子プロバスケットボールチーム・佐賀バルーナーズが、国内最高峰のBリーグ1部(B1)に初めて挑むシーズンが5日に開幕する。佐賀新聞「こちら さがS編集局」(こちさが)が会員アンケートで活躍を期待する選手を尋ねたところ、江北町出身の角田太輝(すみだ・たいき)選手を挙げる人が最も多かった。
期待する選手を2人まで回答してもらい、理由も尋ねた。角田選手については「得意の3点シュートをバシバシ決めて」(30代男性公務員・佐賀市)、「佐賀県の星」(60代女性パート従業員・鹿島市)など、高い得点力や県出身選手としての親しみから選ぶ人が目立った。
2位は司令塔のレイナルド・ガルシア選手で「高い身体能力、高スキルのバスケセンス」(30代男性パート従業員・多久市)を求める声があった。3位は9月に新加入した米国出身のジョシュ・ハレルソン選手で「元NBAプレーヤーの実力を見せつけて」(40代男性会社員・佐賀市)などの期待があった。
「選手の名前はこれから覚える」と、昇格の盛り上がりを機に興味を持ち始めた人も多かった。順位予想では「希望を込めて」「トップを目指してほしい」と西地区1位を挙げる意見が目立った。
佐賀バルーナーズの開幕戦は5日、佐賀市のSAGAアリーナで昨季のB1王者の琉球ゴールデンキングス(沖縄県)と対戦する。
アンケートは9月29日から2日までインターネットの専用フォームで実施し、81件が寄せられた。(志垣直哉)
■「こちさが」のアンケートは、無作為抽出の世論調査とは異なります。