決勝・龍谷-佐賀商 後半12分、龍谷FW乗冨璃弥哉(左)が先制点を決める=鳥栖市の駅前不動産スタジアム(昨年の大会から)

 冬の新人戦と春の県高校総体を制した佐賀東が優勝争いをけん引。攻撃的なサッカーで3冠を目指す。右ウイングバックのMF宮川昇太を起点としたサイド攻撃が武器の一つ。他校も警戒してくるので、中央突破も重要となる。中盤のMF江口恭平や前線のFW最所大星などが鍵を握る。
 今年の県大会の決勝でいずれも佐賀東に敗れた佐賀商はリベンジに燃える。県総体の決勝では、最終ラインに中盤の選手を入れた5人で守りを固めた。今大会もGK久本春輝やDF平山颯汰らを中心に堅守に磨きをかける。
 前回大会王者の龍谷や、第4シードで県大会4強常連の佐賀学園も2校の後を追う。シード校以外では、佐賀北や鳥栖、武雄などが上位進出を狙う。