人口1万人当たりでみた人身交通事故件数は発生地別で、県内では神埼署管内となる神埼市と吉野ヶ里町が多い方から1、2位を占める“ワースト”地域となっている。国道34号や385号を中心に交通量が多く、追突事故が半数近くを占めている。朝夕の通勤時間帯に渋滞が続いて注意力が散漫になる傾向があるとみて、神埼署や両市町は秋の交通安全県民運動(21日~30日)では特に力を入れてドライバーに注意を呼びかけている。

 2022年の人口1万人当たりの人身交通事故件数は発生地別でワーストとなった吉野ヶ里町が65件、2位の神埼市が62件。事故件数自体は減少傾向にある。