1点を争う手に汗握る接戦を制し、戸上電機製作所が12年ぶりに頂点に立った。決勝打を放った3番山下祐弥は「とにかく打ててほっとした」と汗を拭った。 無得点で迎えた六回2死から1、2番が連打で好機をつくった。この日の準決勝から無安打だった山下は「踏み込んで、体の開きを遅く」と意識。