来年3月24日に開催される「さが桜マラソン2024」で大会アンバサダーを務めるサッカー・J1サガン鳥栖元選手の高橋義希さんとインフルエンサーの三津家貴也さん。高橋さんは前回、フルマラソンに初挑戦し、3時間44分46秒で完走を果たした。三津家さんは動画投稿アプリの「ユーチューブ」や「TikTok(ティックトック)」で全国のマラソン大会に出場する様子などを投稿し、幅広い年代から人気を集めている。2人に大会への思いや魅力などを、福岡市内で聞いた。(構成・北川尊教)

(左)インフルエンサーの三津家貴也さん、(右)サガン鳥栖元選手の高橋義希さん

■アンバサダーへの就任が決まって

 三津家 SNSで就任を発表したところ、佐賀の方々からたくさんの反響があり、地元の人に親しまれ愛されている大会だと感じた。実際に走り、マラソンの楽しさをより多くの人に伝えていきたい。

アンバサダーの三津家貴也さん

 高橋 前回、初マラソンに挑み、3時間44分だった。沿道の声援が温かく、佐賀で引退して良かったと改めて思った。佐賀県への恩返しとして桜マラソンを盛り上げたい。

初マラソンとなった前回大会で声援に笑顔で手を振る高橋義希さん=佐賀市のSAGAスタジアム

 三津家 初マラソンでサブ4(4時間以内)はすごい。
 高橋 でも、終盤は足がつりかけて、「30キロの壁」を痛感した。サガン鳥栖で現役の頃の走れるイメージを持っている人も多く、(期待されて)初マラソンのハードルは高かった。残り12キロを乗り越えるために今回は練習を積みたい。
 三津家 高揚感や興奮で速く入りすぎるのはありがち。いかに我慢できるかがマラソンは大事。

■練習や走る際のポイントは