JR各社の無人駅が増えている。全6社の計4368駅のうち58%を占める。利用客減少や駅員不足を背景に採算を確保したい思惑と、利便性や安全性へのニーズがぶつかり合い、ジレンマを抱える。赤字路線の存廃問題が全国的に注目を集めて地域の不安も広がっており、知恵を絞ったサービス維持が欠かせない。