三つある穴に話しかけると画面上に言葉が出現した。しばらくすると、足が生えて歩き出した。

穴に話しかけると言葉が画面上で歩き出す「kotonoha」=佐賀市の県立美術館

 寄り添ってくれるような花、牙をむいた獣、広がっていく鳥のようになったりする。話しかけた言葉によって色や大きさは異なり、飾りが付いたりする。
 「飛行機」と話しかけてみたら、文字に羽が生えて飛び立っていった。「ワンワン」と言うと文字が茶色になり、耳や尻尾が現れた。語尾がはっきりしないと正しく認識しないことがあり、予想もしない現象も楽しめた。
 実際に発言した言葉が動く様子を視覚的に楽しみながら、“言葉は生きている”と感じた。言葉を大切にしようと考えさせられた。好きな言葉、自分の名前、推しの名前を話しかけてみるなど、楽しみ方は無限だ。(坂本有佐)

■15作品見て、遊んで

花火とチョウチョ、きれいだった

 

 

小田真菜ちゃん(3)=佐賀市

 壁にいっぱいお花を作ったよ。大きなボールを影で触るのも、足元の光を追いかけるのも、疲れるくらいずっとしてた。体を動かすものをしている時間が長かった。花火もチョウチョもきれいだった。

 「魔法の美術館」 8月27日まで佐賀市の県立美術館。午前9時半~午後6時(最終入場午後5時半)。毎週月曜休館。当日券は一般1100円、3歳から高校生500円、2歳以下無料。