延長十回からマウンドに上がった佐賀商の主戦鶴田晄永は、落ち着いた投球で粘ったが、決勝進出目前で夢破れた。「球は走っていた。もうちょっと投げたかった」と涙を拭った。 先発の山田悠斗が粘り強く投げ、1点を争う緊迫した場面でマウンドを引き継いだ。先頭にしぶとく中前に運ばれ、犠飛で1点を奪われた。