「親子でわくわくイベント」(佐賀新聞文化センター主催)が8日、佐賀市のメガネのヨネザワ佐賀本店で開かれた。13組の親子が、ハイハイレースやベビーダンスで盛り上がった。
ハイハイレースは、生後7カ月から1歳2カ月までの13人が、約4・5メートル先のゴールを目指して競った。スタートしても座って動かなかったり泣き出したりする子がいる中、力強く前に進む子もいて会場は白熱。愛嬌(あいきょう)を振りまいたり、よちよち歩きをする子もおり、会場には笑顔があふれた。
レース後は、ベビーダンスインストラクターの弥富由莉花さん(35)が、赤ちゃんをだっこしたまま行うダンスを教えた。母親らが左右にステップを踏んだり、その場で膝を曲げたりすると、ほとんどの赤ちゃんがぐっすりと眠った。
ハイハイレースで総合優勝した生後10カ月の深井咲里(えみり)ちゃんの母・里紗さん(32)は「先月参加したレースではゴール前で座ってしまった。今回は1番になれて楽しかった」とほほ笑んだ。(草野杏実)