早稲田佐賀高男子弓道部は、県高校総体で団体初優勝し、念願のインターハイ出場を決めた。鹿子嶋太一主将は「初めての舞台で緊張するが、今までの自分たちを信じ、落ち着いて冷静に臨みたい」と抱負を述べた。
 鹿子嶋主将は県高校総体の結果について「毎日の基本的な稽古の積み重ねがあってのもの。稽古では、振り返りを行い、改善点を出し合うことで次につなげられるようにしたり、本番の雰囲気を意識しながら練習することを心がけたりしていた。部員同士でアドバイスし合い、互いの意識を高め合えたことも結果につながった」と振り返った。
 また、「勝利した瞬間は、うれしい気持ちでいっぱいでした」と答えた笑顔がとても印象的だった。その上で、これからの大会に向けて「今まで主将を務めることができたのは、周りの支えのおかげなので、助けてくれた仲間や支えてくださった顧問の先生方、そして両親にこの功績と感謝を伝えたい。悔いが残らないように、最後まで稽古に励みます」と話した。(文・菅野潤=生徒会執行部)

 


  北海道や山形など4道県を舞台に22日に開幕し、高校生アスリートが競い合う全国高校総体(インターハイ)に向け、佐賀県内から出場する選手たちを出場校の生徒が取材した。佐賀新聞社と県内高校による共同企画「メディアティーンズさが」の取り組みとして、チーム出場の選手を中心とした男女計47組を14日から3日間にわたって紹介する。

MEDIA TEENS SAGA(メディアティーンズさが) 県内高校の放送部や新聞部などメディア系部活動を応援する佐賀新聞社の取り組み。高校生が独自に取材した記事や写真・映像を、佐賀新聞の紙面や電子版で公開する。