牛津・ソフトボール男子(提供写真)

 全国でも数少ない家庭科単独の専門高校である牛津高は、県内唯一の男子ソフトボール部がある高校としても知られている。

 部員は15人で、約半数は中学時代、他競技を経験していた。選手たちは放課後すぐに練習に取り組み、雨の日でも体づくりを中心に休むことはない。

 田中奎伊主将は「日々の練習では、顧問の先生のご指導のもと、『試合に近い雰囲気づくり』をモットーに、部員一人一人が声を出し、練習の質を高めてきた。インターハイ(全国高校総体)という素晴らしい舞台で、今まで経験してきたことや学んできたことを生かして、一つ一つみんなで勝利を勝ち取りたい。そして県の代表として、牛津高を背負い、目標であるベスト8に入ります」と熱く目標を語ってくれた。

 インターハイまでの1分1秒を大切に、日頃の練習の成果を十分に発揮し、目標を達成できるよう心から願っている。(文・中島弥咲)

 


  北海道や山形など4道県を舞台に22日に開幕し、高校生アスリートが競い合う全国高校総体(インターハイ)に向け、佐賀県内から出場する選手たちを出場校の生徒が取材した。佐賀新聞社と県内高校による共同企画「メディアティーンズさが」の取り組みとして、チーム出場の選手を中心とした男女計47組を14日から3日間にわたって紹介する。

MEDIA TEENS SAGA(メディアティーンズさが) 県内高校の放送部や新聞部などメディア系部活動を応援する佐賀新聞社の取り組み。高校生が独自に取材した記事や写真・映像を、佐賀新聞の紙面や電子版で公開する。