今回で県高校総体の女子部門優勝56回目の鳥栖高体操部。全国高校総体に向けた目標や意気込みなどを選手と監督の先生に取材した。
チームを率いる3年の井口佳玲主将は「仲間と共に団体で6位入賞を目指す。チーム力を上げみんなでつながり、ケガをしないように気を付けたい」と意気込みを語った。全国初出場の2年の齊藤ゆなか選手は「ミスを最小限に抑え、きれいな演技を行いたい。そして、チームに貢献したい」と伝統を引き継ぎ、大舞台に臨む。
全国高校総体に向けた練習内容は、試合を見越した通し練習をしており、演技を最初から最後まで納得がいくまで何本も通す。龍富貴夫監督の目標は「上位入賞! 一人一人の能力を最大限引き上げるため、一人一人に合った指導をし、全体の力を上げている」と力を込めて語り、指導にますます熱が入る。(文・鶴羽海晴=新聞部)
北海道や山形など4道県を舞台に22日に開幕し、高校生アスリートが競い合う全国高校総体(インターハイ)に向け、佐賀県内から出場する選手たちを出場校の生徒が取材した。佐賀新聞社と県内高校による共同企画「メディアティーンズさが」の取り組みとして、チーム出場の選手を中心とした男女計47組を14日から3日間にわたって紹介する。
■MEDIA TEENS SAGA(メディアティーンズさが) 県内高校の放送部や新聞部などメディア系部活動を応援する佐賀新聞社の取り組み。高校生が独自に取材した記事や写真・映像を、佐賀新聞の紙面や電子版で公開する。