柔道男子・佐賀北

 佐賀北高柔道部は、県高校総体で見事優勝に輝き、全国大会への出場が決定した。

 55大会ぶりに「優勝」を勝ち取った柔道部。「攻める」ということを大切にしてきた結果だ。
 坂口賢部長は「私たちは他のチームと比べて体が小さいという短所を、素早さや技術を向上させることでそれを感じさせないようにしている。また、守りを固めるだけでなく、自ら攻撃を仕掛けることで相手を圧倒し、自分のペースで試合ができるようにしている」と話す。

 日々、課題を見つけては練習メニューをプラスして、限りある練習時間の中で意識的に練習することで解決している。
 顧問の寺戸健先生は「試合や挑戦することに対して楽しさを感じられるように、プレッシャーを自分の力に変え、やってみせるという気持ちをもってほしい」と語る。

 「雰囲気にのまれず自分らしさを忘れないように戦う」。この目標を胸に全国へ進んでいく。(文・福崎由季乃、津村夏妃)

 


  北海道や山形など4道県を舞台に22日に開幕し、高校生アスリートが競い合う全国高校総体(インターハイ)に向け、佐賀県内から出場する選手たちを出場校の生徒が取材した。佐賀新聞社と県内高校による共同企画「メディアティーンズさが」の取り組みとして、チーム出場の選手を中心とした男女計47組を14日から3日間にわたって紹介する。

MEDIA TEENS SAGA(メディアティーンズさが) 県内高校の放送部や新聞部などメディア系部活動を応援する佐賀新聞社の取り組み。高校生が独自に取材した記事や写真・映像を、佐賀新聞の紙面や電子版で公開する。