ハンドボール女子・佐賀清和

ハンドボール男子・佐賀清和

 昨年度に続き、県高校総体を勝ち抜き全国高校総体への切符を勝ち取った佐賀清和高男子ハンドボール部。魚永明希主将は、必ず優勝を勝ち取るという目標を胸に「どの試合も諦めずに最後まで楽しんで戦い抜く」、監督の船津和久先生は「北海道で6連勝したい」とそれぞれ全国高校総体への意気込みを語った。

 今年のチームは、普段の試合や練習を見ていても、先輩・後輩関係なく一人一人が意見を発言でき、1人の調子が悪いときにはそこをカバーし合いながらチームとして最高の状態にあることがうかがえる。“ディフェンスからの速攻”というチームの強みを生かして、過去最高のベスト8を抜く全国優勝を目標に、残りわずかな時間を大切に今日も全力で練習に励む。

 昨年の県大会で善戦もむなしく優勝に一歩届かなかった女子は、その悔しさをばねに厳しい練習を乗り越え、全国の切符をつかみ取った。心が折れそうなときでも、仲間はもちろん、マネジャーのサポートもあって、日々の練習もより一層集中できた。全国高校総体では悔いを残さず笑顔で終われるよう、残り少ない練習を全力で頑張っていきたい。(文・正林花和=男子マネジャー、相島千昊、岡村茶心、高山結羽=女子マネジャー)

 


  北海道や山形など4道県を舞台に22日に開幕し、高校生アスリートが競い合う全国高校総体(インターハイ)に向け、佐賀県内から出場する選手たちを出場校の生徒が取材した。佐賀新聞社と県内高校による共同企画「メディアティーンズさが」の取り組みとして、チーム出場の選手を中心とした男女計47組を14日から3日間にわたって紹介する。

MEDIA TEENS SAGA(メディアティーンズさが) 県内高校の放送部や新聞部などメディア系部活動を応援する佐賀新聞社の取り組み。高校生が独自に取材した記事や写真・映像を、佐賀新聞の紙面や電子版で公開する。