多久高相撲部は、現在2年生1人、1年生2人、マネジャー6人(3年生含む)の計9人で練習を行っている。前年度は3人の先輩が相撲部有名大学へ進学し、大学での競技力向上を目指しておられ、伝統校復活への兆しが見えてきているところだ。
しかし、部員不足は否めず、練習に活気が足りないことも事実だ。きつい練習には心が折れそうにもなるが、SAGA2024国民スポーツ大会を見据えながら、部訓の「守破離」の精神を大切にして、基本練習に重点を置いた練習に日々取り組んでいる。
全国高校総体では、5人戦の試合を1年生の助っ人部員1人を含む4人で戦うことになる。人数が劣勢の上、初めての全国大会出場者も多く経験不足で緊張もすると思うが、一昨年のベスト16以上を目標にして全力で試合に向かっていきたいと思う。(文・佐伯徒和=主将)
北海道や山形など4道県を舞台に22日に開幕し、高校生アスリートが競い合う全国高校総体(インターハイ)に向け、佐賀県内から出場する選手たちを出場校の生徒が取材した。佐賀新聞社と県内高校による共同企画「メディアティーンズさが」の取り組みとして、チーム出場の選手を中心とした男女計47組を14日から3日間にわたって紹介する。
■MEDIA TEENS SAGA(メディアティーンズさが) 県内高校の放送部や新聞部などメディア系部活動を応援する佐賀新聞社の取り組み。高校生が独自に取材した記事や写真・映像を、佐賀新聞の紙面や電子版で公開する。