山口雅久会長(左)から安全就業スローガン最優秀賞の賞状を受け取る山口峯志郎さん(中央)=佐賀市のアバンセ

 佐賀県シルバー人材センター連合会は7日、本年度の安全就業促進大会を佐賀市のアバンセで開いた。県内のシルバー人材センターの役員や会員約150人が出席し、安全就業スローガンの表彰などで事故防止への意識を高めた。

 あいさつに立った連合会の山口雅久会長(81)は、全国的に草刈り機による飛び石事故などが増加していることを挙げ「日頃の安心安全のためには、事故対策を再認識することが大切」と呼びかけた。

 安全就業スローガン表彰では、武雄市シルバー人材センターの山口峯志郎さん(73)の作品「安全は心の余裕と自覚から」が最優秀賞を受賞した。山口さんは「スローガンは全ての職種の人に共通するものだと思うので、事故防止に役立ててほしい」と話した。

 山口さんの作品は2023~24年度の佐賀県安全就業スローガンとして使用される。(コンテンツ部・松尾綺子)