事故防止の取り組みについて確認したミサワホーム佐賀の安全大会=佐賀市鍋島町の同社

 ミサワホーム佐賀(一ノ瀬勝重社長)の第31回安全大会が5日、佐賀市鍋島町の同社で開かれた。取引先などでつくる協力会30社の44人が講演などを通じて、安全確保の重要性を再確認した。

 ミサワホーム(東京都)で専属安全講師を務める宗像祐司氏が講演した。現場でのコミュニケーションの大切さを説き、「仲間同士の情報交換により、危険な箇所を察知することができる」と強調した。作業中の墜落や転落による労災事故を防ぐため、足場の点検や安全確保に関して今年10月と来年4月に法改正が行われることも紹介した。

 大会では取引業者4社の表彰もあり、一ノ瀬社長から賞状が贈られた。(小島発樹)