誓いの言葉を述べる卓球の合志友里選手(佐賀北高)=佐賀市文化会館

 佐賀県は2日、2024年に県内で開かれる国民スポーツ大会の強化指定選手と、25年以降の国スポで活躍が期待される「ネクスト選手」に認定証を交付した。将来を嘱望される若手アスリートが認定証とTシャツを受け取り、さらなる精進を誓った。

 本年度、強化指定選手は中学生から社会人まで1059人、ネクスト選手は小学4年から中学2年まで122人を認定した。佐賀市文化会館で開かれた交付式には全41競技から約400人が出席し、代表の32人が山口祥義知事から認定証を受け取った。

 認定Tシャツは剣道社会人の江口瑠花選手と体操の有田翔選手(鳥栖工業高校3年)が、壇上で着て披露した。卓球の合志友里選手(佐賀北高校1年)は「それぞれの競技で大いに活躍し、夢と感動を届けたい。県代表として自覚と誇りを持ち、努力していく」と誓いの言葉を述べた。

 ラグビーで2度目の強化指定選手に選ばれた佐賀工業高校3年の柴田流良選手は、10月の鹿児島国体に向けて「優勝を狙って日々練習している。結果を残せるように頑張りたい」と意気込んだ。(花木芙美)