リーグ開幕記者会見で今季の抱負を語るレットル佐賀の荒川蔵人(右、JHL提供)

 ハンドボールの日本リーグは男子が8日に開幕する。参戦する13チームが3日、東京都内で記者会見し、13年ぶりの4強を目指すトヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA(レットル佐賀、神埼市)の岩本真典監督は「24試合全勝が目標。目の前の敵に向かって全員が準備し、1戦1戦臨みたい」と力を込めた。

 レットル佐賀からは岩本監督と荒川蔵人が出席。主将5年目となる荒川は「昨季は勝ち点1差でプレーオフを逃した。今年はワンプレーを大切に、チーム一丸となって戦う」と誓った。

 4連覇を狙う豊田合成の田中茂監督は「欲を出して全勝したい。GKを中心に守りを徹底して強化している」と意気込んだ。

 2021年東京五輪日本代表で、ジークスター東京の主将に就いた土井レミイ杏利は「悲願の優勝を目指して全力で戦いたい」と力強く語った。アースフレンズBMの監督兼選手で、大崎電気時代の19年3月以来の日本リーグ出場を目指す元日本代表の宮崎大輔は「早く復帰したい。みんなにハンドボールを見せたい」と意欲を見せた。

 今季から富山ドリームスが新規参入。各チームが2回戦総当たりのリーグ戦を行い、上位4チームがプレーオフに進む。