平安時代、七夕に食べられていた菓子「索餅」を手作りする会。松鳥むうさんが描いたチラシ=提供

 唐津市のゲストハウス「少女まんが館Saga」で、七夕にちなんだ菓子「索餅(さくべい)を作って食べる会」が、9日14時半から開かれる。小川島(同市呼子町)の郷土料理などを調べたイラストエッセイスト・松鳥むうさんを招き、平安時代のレシピをもとにした索餅作りなどを楽しむ。

 索餅はひも状にねじった菓子。平安時代の貴族が七夕に食していたとされ、そうめんの原型ともいわれる。当時のレシピで作った索餅と、全国各地にある索餅と似た郷土菓子の食べ比べを楽しむ。

 松鳥むうさんは、昨年秋に出版したイラストエッセー「むう風土記」で、小川島の捕鯨文化や料理を紹介している。前日の8日には、クジラとサツマイモの雑炊「『なべぞうせ』と唐津の郷土ごはんを食べる会」を開催する(既に満員)。

 参加費は2500円(食材費、ワンドリンク付き)。残り数人の枠がある。予約方法は、少女まんが館のツイッターやインスタグラムのDM、もしくはメールinfo@jomakansaga.comへ。(横田千晶)
 

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