中川原章理事長(中央)に目録を手渡した野中淳一会長(右から2人目)ら佐賀葉がくれライオンズクラブの役員=佐賀市のロイヤルチェスター佐賀

 国内やアジアの小児がん患者の支援に役立ててもらおうと、佐賀葉がくれライオンズクラブなど3団体1個人は22日、鳥栖市と東京都に事務局を置くNPO法人「小児がん・まごころ機構」に計72万3500円を贈った。

 同クラブは30万円を、佐賀県と長崎県の会員でつくる「ライオンズクラブ国際協会337-C地区」は22万3500円を、佐世保東ライオンズクラブと緒方芳信さん(佐賀葉がくれライオンズクラブ所属)は各10万円を、それぞれ贈った。

 佐賀市で開かれた贈呈式で、佐賀葉がくれライオンズクラブの野中淳一会長は「子どもの未来をつくるために役立てて」と話し、目録を手渡した。受け取った同機構の中川原章理事長は「子どもたちを助け、後遺症が残らない治療法や薬の開発の支援に使わせていただきたい」とお礼を述べた。(北島郁男)