約120人が親睦を深めた福岡市佐賀県人会の定期総会=福岡市のKKRホテル博多

 福岡市在住の佐賀県出身者でつくる福岡市佐賀県人会(西村松次会長)の定期総会が19日、同市のKKRホテル博多で開かれた。約120人が出席して親睦を深めた。

 西村会長は「コロナ禍に入って3年半がたち、だんだん以前の生活が戻ってきた。佐賀ではSAGAアリーナがオープンし、来年には国スポがある。県人会としてもできるだけ協力したい」とあいさつした。 

 山口祥義知事も来賓として出席し、7月に開かれる水泳世界選手権に出場する選手がSAGAアクアで練習していることなど、福岡との関わりも交えながら県政の話題を紹介した。懇親会では佐賀の酒での乾杯に続き、向門慶人鳥栖市長、岡毅みやき町長、松尾佳昭有田町長が、それぞれの地域のトピックを披露した。

 お楽しみ抽選会では、久光スプリングス(鳥栖市)で13年間プレーし、昨シーズンで現役を引退した石井優希さんも登壇して会場を沸かせた。最後は恒例のふるさとの歌「栄の国から」を全員で輪になり合唱し、大いに盛り上がった。(辻正宏)