ソフトウエア開発のオプティム(本店・佐賀市、菅谷俊二社長)は、農業生産分野の子会社「オプティム・ファーム」(本社・東京、休坂健志社長)を設立した。農産物の生産販売事業を手がけることで農業の課題を抽出し、DX(デジタルトランスフォーメーション)による稼げる農業の社会実装を加速化させる。

 就農人口が減少する中、オプティムは高齢化や人手不足、技術継承、大規模化など農業の課題克服を目指し、2015年からITを活用した「スマート農業」の技術開発とサービスを提供している。オプティム・ファームでは農産物の生産から販売までをトータルで行うことで、スマート農業の黒字化に向けた研究開発を促進させる。

 栃木、茨城両県の3地域計10ヘクタールの農地を借りて、1年目は水稲を栽培している。来年以降は、二毛作や二年三作といった組み合わせの中から効果的な栽培方法を検討する。ドローンによる播種(はしゅ)や防除など水稲栽培の全部または一部の作業も受託する。(古賀真理子)