佐賀県は12日、テコンドーの濱田康弘(佐賀西高校出身、Hama House所属)、7人制ラグビーの宮上廉(佐賀工高校出身、東芝ブレイブルーパス東京所属)、福士萌起(佐賀工高校出身、日野レッドドルフィンズ所属)の3人を新たに「SSPトップアスリート」に認定した。
県庁で行われた認定式で、濱田は「佐賀を盛り上げ、テコンドーをもっと知ってもらいたい」と力を込めた。宮上は「今以上に結果を出して、佐賀に貢献する」と話し、福士は「まずパリ五輪出場へ全力を尽くす」と誓った。
トップアスリートの育成とスポーツの裾野拡大を目指し、県が2018年から推進している「SAGAスポーツピラミッド構想(SSP構想)」の一環で、選手の活躍に応じて支援する取り組み。世界レベルの実力を持つ県ゆかりの選手をトップアスリートに認定し、年間150万円の強化費を助成する。(北川尊教)