ハンドボールの高松宮記念杯第11回全日本社会人選手権大会最終日は11日、福井県営体育館であった。決勝リーグ最終戦に臨んだトヨタ紡織九州レッドトルネードSAGA(レットル佐賀、神埼市)は、豊田合成(愛知)に30―34で敗れた。最終成績は1分け2敗で大崎電気(埼玉)と並んだが、得失点差で過去最高の3位に入った。
レットル佐賀は、序盤から強力な相手攻撃陣に押し込まれた。GKの岩下祐太が7メートルスローを阻むなど踏ん張ったが、12分から6連続失点するなど、12―19で折り返した。後半は三重樹弥を中心に攻撃を立て直したが、追いつけなかった。
4チームで争った決勝リーグは、トヨタ車体(愛知)が全勝で1位。2位は2勝1敗で豊田合成、大崎電気が4位だった。(鶴澤弘樹)